前と後ろと真上から同時にアンナの剣が迫ってきた。
そんな錯覚を受けるほど彼女の動きは速く、そして不規則だった。
体の耐久度を無視して強化魔法を使っている。なおかつ電流で筋肉を強制可動させている。
魔法剣の助けがあるとはいえ、剣士であるアンナがこれほど長時間に渡り、多大な魔力を制御し続けているというのは瞠目に値する。というより信じがたい。集中のしすぎで脳が沸騰したりしないのか。
肉体への負担は輪を掛けて冗談じみている。もちろん、電撃で筋肉を限界以上に酷使するという発想は、シャーロットの中にもあった。
しかしそれは一瞬だけの技だろう。普通なら避けられない攻撃を緊急回避するとか、二度とないチャンスを狙って最大の一撃を打ち込むとか、そういう使い方をするべきだ。
でなければ痛みで戦いどころではないし、自分で自分を攻撃しているのと同じだから自滅の危険がつきまとう。
だがアンナはもう十秒以上も今の戦闘スタイルを維持しており、その間に数百の斬撃を放ってきた。
シャーロットは空間を歪めてその尽くを反射し、アンナは尽くを躱して次の斬撃を振り下ろし、薙ぎ払い、突き刺す。
それらは天井知らずに加速して加速して、剣が百本に見えて、そして世界が万華鏡になった。真実、シャーロットにはそう見えた。
斬撃――斬撃――斬撃――。
薙払――薙払――薙払――。
刺突――刺突――刺突――。
斬撃、斬撃、斬撃、斬撃、斬撃――薙払、薙払、薙払、薙払、薙払――刺突、刺突、刺突、刺突、刺突――。
斬斬斬斬斬斬斬斬薙薙薙薙斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬突突斬斬斬斬斬薙薙薙斬斬斬斬斬斬斬斬突突突突突斬斬斬斬斬斬斬薙薙
斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬刺刺刺刺刺刺刺刺刺刺刺刺斬斬斬斬斬斬斬斬斬薙斬薙斬薙斬薙斬薙斬薙斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬斬ッッッ!
ゾッ帝レベルの文章
もはや見切るなど不可能。
されど諦めるなど不可能。
空間歪曲による反射はとうに追いつかなくなり、皮膚を防御結界で覆うことで反射しきれない斬撃を弾く。が、一撃ごとに防御結界が一気に削られ、それを補強するために魔力が抉られるように減っていく。
シャーロットは追い詰められつつある。
しかしアンナは自滅しつつある。
限界を三周は超えたような動きで、彼女の体は既にボロボロ。
己の力に耐えきれず骨が折れ曲がっているのは無論のこと、空気との摩擦熱で皮膚が燃えている。
その熱い想いに応えずして、何がシャーロット・ガザードか。
研ぎ澄まされたアンナの刃は、もう芸術だ。
全て見届けよう。見極めよう。
防御結界はもう止めだ。ディメンション・バリヤーに全神経と全魔力を注ぎ込む。
一太刀残らず反射する。
それこそがアンナの研鑽に対する礼儀。
シャーロットにとってアンナは親友だ。大好きな人だ。
しかしライバルではなかった。
知らず知らずのうちに軽んじてしまっていた。
おそらくそれはローラも同じ。
そんな二人の態度に、アンナは当然気がついていた。
だから古代文明の魔法剣を見つけ出して、手なずけて、使いこなして。
こうしてシャーロットの首を撥ねようと進撃してくる。
今、シャーロットとアンナは同じ領域にいる。
今、二人しかいない。他は見えない。聞こえない。
相手をぶちのめそうとしているのに、なぜだろう。ドンドン好きになっていく。
互いの力と技を見つめ合い、上を行ってやろう裏をかいてやろうと全身全霊。
受け止めるから。だから受け止めて。
強くなった相手の姿を己の目に焼き付けたいと、シャーロットは切に思う。
まだまだ戦っていたい。決着をつけたくない。
しかし、勝つのは、わたくし――。
自己完結してるなこの文
読ませる気のない、自分で読むための文だわ
また元の小説なんて
ホントはないパターン
>>15
元の小説はこれな
この左右の子たちの戦いな
主人公のロリは天才で一段上の実力なので見物してる
>>27
ふーんエッチじゃん
>>27
真ん中とセ○○スしたい
>>31
お目が高いですな
真ん中の子は9歳のロリっ子
>>34
ふーん
えっちじゃん
>>34
魔法適性9999
これの方が見やすいか
>>29
絵師ガチャ勝ってるやん
結局お前らは絵しか見てないんだな
ブヒれれば何でもいいのかよ
>>36
うむ
>>36
左様
アニメ化してほしいなぁ
絵師ガチャは成功してるから内容がなんであろうがこれは売れるわ
Source: 超マンガ速報
なろうの文章、キンキンキンキンの上位互換が見つかるwwwwwwww