1:
「お前、神って言うんなら出来ないことはないんだよな?」
「あたりまえだ。我は全知全能の存在だぞ」
「全能」……ねぇ。俺は内心でにたりと笑う。
そう、ここに付け入る隙があったのだ。
俺は神に命令した。
「命令だ。誰にも上れない山を創れ。もちろんお前にもな」
「ふっ、簡単だ」
神が自分の目の前を注視すると、そこに山が誕生した。
凄い芸当だ、俺にもできないかもしれない。――だが、勝つのは俺だ。
「ほら、創ってやったぞ。どうだ、儂の力は凄いだろう」
「創れるってことは、お前はその山を登れない。つまり全能じゃないってことだ」
そう、全能ならば「登れない」なんてことはあってはならないのだ。その時点で全能ではないからな。
「な、なにぃっ!?」
俺の鋭い指摘に、神は狼狽した。
「す、少し待て! 考える時間をもらう!」
そう言って、神は目をつぶって考えをまとめ始める。
俺はその神に向かって全力で突っ込んだ。
「死ねえええぇぇぇ!」
「ぐはっ!」
俺の魔法が神の腹を貫通する。
神は力なく地に倒れ伏した。
一瞬の静寂の後、世界中から歓声が聞こえてくる。
6:
意味不明すぎて草
7:
小学生の会話かな?
8:
登れないけど登れるんやろ
3:
全能なら登れるようにすればええやん
31:
>>3
全能が登ることが出来ない山を作れてないやろ
10:
登れない山を登れる山に変化させればええわちゃう?
登れない山を作れっていう要望には答えたんやし
30:
>>10
登れる山に変化できる時点でそれはもう登れない山ではないぞ
16:
全知全能のパラドックスを最近知ったんやろなあ…
14:
うーんくそ
17:
世界中から歓声って場所どこやねん
19:
この神様頭悪いな
20:
これ茶番なしで殴っても倒せるんちゃうか
22:
これが最終話で残り1話がエピローグって
これがクライマックスの展開かよォ!!
これがクライマックスの展開かよォ!!
23:
日本昔話やんけ
24:
世界中からスタンディングオベーション定期
25:
全部ギャグマンガ日和のテンションで脳内で語られるんだが
27:
突如異世界に召喚されてしまった主人公、御子柴集(みこしば しゅう)。
彼は国を脅かしている問題の解決を王女に頼まれてしまう。
「どうか知恵をお貸しください……賢者様」
そして、平凡な男子高校生だった彼の生活は激変する!
「こうやって2本の足で歩けばいいんじゃないか?」
「すごいっ……! さすがは賢者様!」
これは、一人の少年が彼を召喚した王女や死にそうになっていた奴隷の少女と共に異世界を改革していく話である。
改革以前の問題じゃないですかね…
33:
>>27
四足歩行だったのか…
28:
ギャグ小説やろこれ
18:
神に命令できるとかこの時点で神を超えてるやろ
引用元:https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/150453730/
Source: 超マンガ速報
【朗報】なろう系の主人公さん、ついに神を超える